フレイルは、老化を研究する専門家の学会が3年前に提唱した概念なので、まだ一般にはあまり知られていません。
フレイルは、「虚弱」を意味する英語「frailty」を語源として作られた言葉です。
年齢を重ねると徐々に心身の機能が衰えていきますが、フレイルは、「介護が必要となる状態」と「健康」の間の期間。
つまり、介護が必要とまではいかないけれど、様々な機能が衰えてきた状態とされています。
特徴は、筋肉の量が少なくなって起きる身体的な衰えだけでなく、
認知機能が低下したり心が沈んだりする認知・心理的な衰え、
人とのつながりが減って閉じこもったりする社会性の衰えなど多面性があり、
それぞれが重なり合い影響しあっているということです。
フレイルで重要なのは、早い時期にフレイルの兆候を見つけて適切な対応をとれば、
心身の機能の低下を遅らせたり、健康な状態にもどしたりできるということです
段差に躓きやすくなったり、ペットボトルのふたを開けずらくなったりすると、年をとったから仕方がないと見過ごしてしまいがちですが、
フレイルは70歳を過ぎたころから顕著になるといわれています。
高齢になればなるほど、生活習慣病の予防だけでは健康を保てないことがわかってきました。
介護を受けている人が、主に何が原因で介護が必要になったのかみてみると最も多いのが認知症、
次いで脳血管疾患、高齢による衰弱、骨折転倒、心疾患などとなっています。
自分がフレイルかどうかを判断するには、指輪っかテストとイレブンチェックというものがあります。
まず筋肉量が減っていないかどうかをチェックする指輪っかテストです。
両手の親指と人差し指で輪を作り、利き足でない方の足のふくらはぎの一番太い部分を囲みます。
足が太くて囲めない場合やちょうど囲める場合は心配ないのですが、足が細くて指との間に隙間ができる人は、
筋肉量が減ってフレイルの可能性があります。
ここまでが引用。
新しくフレイルという概念がでてきました。
体の衰えを自覚し、そこにアプローチすることで体が健康的に動ける時間を長くしようという狙いがあります。
確かに年齢があると衰えてくる部分はあるのですが、全身に氣を巡らせる運動を行うことで肉体は衰弱せずに若返らせることが可能です。
そのためにはまず氣を出すことが重要になってきます。
氣はエネルギーとして体に作用するので、エネルギーの流れが良くなると体が整ってきます。
体が整ってくると、病気が治り、健康状態もよくなるのです。
当院では氣を出して歩くことを推奨しています。
氣を出して歩くだけで体が整い、筋肉が活性化していきます。
興味がある方はぜひご参加ください。