炎症を促進する食事により心臓血管病のリスクが上昇
炎症は心臓血管病の発症に重要な役割を果たすことが分かっている。
また、食事内容により炎症が促進されたり抑制されたりすると考えられている。
しかし、加工肉や加糖飲料など、炎症を促進する傾向の強い食習慣と心臓血管病の長期的リスクが関連するかについては不明である。
本研究では、炎症性の食事が心臓血管病リスクと関連しているかについて検討した。
試験開始時に心臓血管病やがんのない被検者を追跡し、4年に一度、食物摂取頻度質問票により評価した。
食事の炎症性については、3 つの炎症性バイオマーカーのレベルに基づき評価した。
結果、5,291,518人年の追跡期間中に、9,794 件の冠状動脈性心疾患と 6,174 件の脳卒中を含む心臓血管病の発症が確認された。
抗炎症薬の使用や肥満度指数など心臓血管病のリスク要因で調整して分析したところ、炎症性の高い食事を摂取しているほど心臓血管病および脳卒中の発生リスクが上昇した
これらの関連はコホート間、性別間で一貫し、ほかの食事の質で調整しても有意なままであった。
したがって、炎症性の高い食事を摂取していると心臓血管病のリスクが高まることが示唆された。
食事の炎症性を低減することが心臓血管病の予防に効果的である。
最近では食事の内容まで化学的に説明されることが増えました。
東洋医学では炎症の促進のことを熱という概念で説明されています。
熱は身体の中に溜まってくると、さまざまな病気を引き起こします。
西洋医学で対処療法しかない、アトピー性皮膚炎、脱毛症、うつ病、心臓病なども経絡の流れを整えることで完治をさせることができます。
また熱が身体に溜まり過ぎると癌になります。
身体に熱を溜めない、熱を身体から出す食事、運動、生活習慣が大事になります。
当院では、病気にならないための養生法を紹介しています。
一度来られてはどうでしょうか?