ベジテリアンダイエットは虚血性心疾患および全てのガンの発症と死亡リスクを低下
ベジタリアンダイエット(野菜中心の食生活)およびヴィーガンダイエット(肉・魚・卵・乳製品・ハチミツを摂取しない)
が健康を保つのに有益であることは過去に報告されている。
本研究では、ベジタリアンおよびヴィーガンダイエットと慢性疾患のリスク因子、あらゆる原因による死亡、心臓血管病や
がんの発症および死亡リスクとの関連を明らかにするための研究を実施した。
解析の結果、ベジタリアンおよびヴィーガンダイエット群は、雑食群よりも
BMI、総コレステロール、LDLコレステロール、血糖値が有意に低下した。
ベジタリアン群の虚血性心疾患の発症および死亡リスクと全てのがんの発症リスクが、雑食群よりも有意に低下した。
ヴィーガンのみを対象とした解析では、研究の数が限られてはいるが、全てのがんの
発症リスクが雑食群よりも有意に低下した。
したがって、ベジタリアンダイエットは虚血性心疾患の発症および死亡リスクを25%低下させ、
全てのがんの発症リスクについては8%低下させることが示された。
また、ヴィーガンダイエットでは全てのがんの発症リスクが15%低下することが示された。
東洋医学の解説
人間は本来、草食動物の体のつくりとなっています。
その理由は、人間には奥歯に臼歯という歯が存在するからです。
臼歯はその名の通り臼のような形をしていて、食べ物を噛んですり潰すようにできています。
肉食動物にも臼歯は存在しますが、肉食動物の臼歯は鋭くとがっていて、ものをすりつぶすには適していません。
歯の形状を見るだけで、人間は草食動物に位置していると考えられるのです。
(一説によると雑食動物という説もあります。)
その人間本来の性質にあったもの食べるということが、慢性疾患、心臓血管病、がん等のリスクを抑えるということです。
植物には、食物繊維が含まれてます。
食物繊維は腸内で余計な不要物や毒素などを、便として排泄する作用があります。
つまり、野菜中心の食生活にするだけでデトックスの効果があるということです。
食生活を食物繊維の多い食事に変えるだけで、気の巡りがよくなり健康になっていきます。
どんな食生活を送ればいいかは、「気を出す生き方講座」でお伝えします。
ぜひ起こしになってください。
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