2月に入り、一年で最も寒い時期となりました。この季節、背中のコリが異常に強くなって場合によっては呼吸困難の症状になる方もいらっしゃいます。呼吸困難というのは、睡眠の障害を起こすような状況でもあるので、慢性寝不足のような方にも当てはまり、多くの方が該当しますので良くご覧になってください。
呼吸困難の症状は、多くは横隔膜の緊張が慢性的に続いていることから起きます。
横隔膜は、心肺という二つの重要な内臓を守っている働きをしていて、心肺に悪いものが寄せ付けないように戦っているので熱がこもりやすいのです。
横隔膜周囲に気やドロドロしたものの停滞が起こると、胸の辺りの筋緊張や肩や背中の周囲のコリ感として、はっきりと表れてきます。
この停滞の反応としては、背中の背骨と背骨の間(棘突起間といいます)に痛みが出てきます。この痛みは熱の反応なので、それを散らすように、マッサージをするだけでもかなり呼吸困難はましになります。
この痛みがない場合には、熱の籠り具合がきついということなので、次の体操を行い横隔膜をストレッチします。
座った状態でも、立った状態でも構いませんが、横になった方が楽だと思います。頭の上で手を組んで、手の甲を下にして、肋骨を伸ばすように背伸びをします。この際、背伸びの終点は頭の上、何キロも先を意識してください。
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