四月の養生法 血圧の変動について

 

 

 

 

社会的にも大きな変動のある月、4月を迎え皆さん環境の変化に急に首肩コリがきつくなった・背中のハリ感がきつく寝れなくなった・鼻づまりがきつくいびきをかくようになったなどの症状を訴える方が多くなっています。

 

これらは血圧を大きく変動させてしまっていることが多く大きくは肝機能との関係が深いです。

 

肝機能の異常は、多くは目や筋肉の使い過ぎ、精神的緊張による筋緊張の持続によるものが多いのです。

 

エネルギーである気の停滞が生じて、熱が生じ、さらにそれを発散しようと飲酒と脂濃いモノの過食をすると熱がよけいにこもり、肝機能は慢性的に負担となってきます。

 

 

 

高血圧の場合、一般的に最高血圧と最低血圧の差が40あれば特に問題はないのです。病院では、高血圧の基準がどんどん低くなっていますが、これは薬に頼ろうとする心理をついた一種の商売根性で、最初から飲まなければ問題ありません。血圧は季節により体調により、肝臓の負担を軽くするように食事や運動、睡眠を良く取ることで改善していきます。

 

 

 

もちろん、お薬を飲んでいると、数値の管理ができて安心という方もいらっしゃると思います。肝臓の丈夫な方は、それでもいいのですが、負担に感じる方や将来もっともっと健康でいたい方には脱薬をお勧めします。

 

 

①アルコールやカフェインなど気を巡らす物を適度に摂る。  先述したように肝臓に熱をこもらすものが悪いのであって、発散するものは大丈夫です。お酒の場合、一緒に食べるアテに問題があり、あっさりしたものをお勧めします。

 

②心理的なストレスの場合には、肉体的なアプローチが大事です。まず一日30分歩くことをお勧めします。そして当院でお勧めしている横隔膜ストレッチをしてください。必ず効果があります。

 

③一日の生活リズムを見直すことをお勧めします。そのためには、食事の時間が大事です。朝はしっかり食べて、夜は早め科少なめに食べ、早く寝ることをお勧めです。