【身体のためのほっと一息シリーズ17】

今回は「血圧の変動」についてです。

 

一般に言われている血圧の原因とは、全く異なるので違和感を感じるかもしれませんが、本当に健康になるための血圧の変動への対処法なので最後までお読みくださいね。

 

季節の変わり目を迎えると、環境の変化で、急に首肩コリがきつくなった、背中のハリ感がきつく寝れなくなった

、鼻づまりがきつくいびきをかくようになったなどの症状を訴える方が多くなっています。

 

これらは血圧を大きく変動させてしまっていることが多く大きくは肝機能と脾臓の機能の停滞によるものです。

 

肝機能の異常は、多くは目や筋肉の使い過ぎ、精神的緊張による筋緊張の持続によるものが多いのです。

 

エネルギーである気の停滞が生じて熱が生じ、さらにそれを発散しようとして飲酒と脂濃いモノの過食をし、

熱がよけいにこもり、肝機能は慢性的に負担となってきます。

 

また、脾臓は飲食物をエネルギーと栄養物(血)に変え、全身にくまなく巡らせている臓器です。季節の変わり目というのは、

食生活が温かいものから冷たいもの、冷たいものから温かいものへと変化するので胃腸がびっくりしてしまい機能が停滞しがちになります。

 

身体は肝臓と脾臓の力で全身に栄養分(血)とエネルギーを巡らせているので、この時期には肝臓と脾臓の両方が停滞し血圧が高くなるのです。

 

また、薬の飲み過ぎによる肝臓への負担によるものもあります。

 

高血圧の場合、一般的に最高血圧と最低血圧の差が40あれば特に問題はないのです。

 

病院では、高血圧の基準がどんどん低くなっていますが、最初から飲まなければ問題ありません。

 

血圧は季節により体調により、肝臓の負担を軽くするように食事や運動、睡眠を良く取ることで改善していきます。

 

もちろん、お薬を飲んでいると、数値の管理ができて安心という方もいらっしゃると思います。

 

肝臓の丈夫な方は、それでもいいのですが、負担に感じる方や将来もっともっと健康でいたい方には脱薬をお勧めします。

 

脱薬の方法です。

 

アルコールやカフェインなど気を巡らす物を適度に摂る。先述したように肝臓に熱をこもらすものが悪いのであって、発散するものは大丈夫です。

 

お酒の場合、一緒に食べるアテに問題があり、あっさりしたものをお勧めします。

 

心理的なストレスの場合には、肉体的なアプローチが大事です。まず一日30分歩くことをお勧めします。

 

そして当院でお勧めしている横隔膜ストレッチをしてください。必ず効果があります。

 

一日の生活リズムを見直すことをお勧めします。そのためには、食事の時間が大事です。

 

朝はしっかり食べて、夜は早め、少なめに食べ、早く寝ることをお勧めです。