【身体のためのほっと一息シリーズ  42】

今回は「全粒穀物は病気に有効」についてです。

 

全粒穀物を多く摂取することで食物繊維を多く摂取することができ、糖尿病や心臓血管病など生活習慣病のリスクの低下につながるといわれています。

 

アジア太平洋心臓病学会の研究では、毎日の食事で全粒穀物の摂取量が多いほど早期死亡リスクは低下し、

 

全粒穀物28gごとに早期死亡リスクが5%、心臓血管病による死亡リスクが9%低下していた。

 

したがって、長期にわたり全粒穀物を日常的に摂取すると、心臓血管病による死亡リスクが低下するということが言われている。

 

東洋医学的には全粒穀物とは、食物繊維の豊富な穀物のことで、毒素を吸着して体外に排泄させる効果が高いです。

 

大量の水と一緒に摂ることでさらに効果があります。

 

水を吸って胃腸の中で膨らみ食欲をある程度十分に満たすため食物繊維の食材を多く摂ることにより、様々な疾患に効果があります。

 

当院で来られる心臓病の患者様には、鍼灸治療以外に運動法、食養生法などをお伝えしています。

 

鍼灸治療に運動法と食養生法を加えることで、より早く治療効果を出すことができるのです。

 

当院で開催している講座でもこのことをお伝えしていますので、一度お越しください