2型糖尿病と心不全が併存している患者では心臓の構造に変化がみられる
2型糖尿病は心不全を併発することが多いが、糖尿病と心不全のタイプ別に心臓の構造や生活の質(以下、QOL)、臨床的転帰についての検討はほとんどない。
本研究では、アジア心不全突然死レジストリに登録された心不全患者を対象に2型糖尿病の合併と心電図の指標やQOL、入院や死亡のリスクとの関連について検討した。
対象者を心不全のタイプ別でみると、心臓の収縮力(左室駆出力)が低下したタイプが5,028例、収縮力が保たれているタイプが1,139 例で、そのうち 2 型糖尿病を併発していたのはそれぞれ 40.2%、45.0%であった。
心不全のいずれのタイプにおいても、糖尿病患者では非糖尿病患者に比べて左室拡張末期容積が小さく、QOL 評価指標(カンザス
シティー心筋症スコア)の値が低かった。
糖尿病患者のほうが心不全による再入院が多く、全ての原因による死亡および入院の年間発生率も高かった。
これらの傾向は心不全の2つタイプで違いはみられなかった。
したがって、心不全と2型糖尿病が併存している患者では、左室容積が小さくなり、QOLは低下し、入院や死亡のリスクが高くなることが示された。
糖尿病だけでなく、基礎疾患を持っている人は身体の臓器が変質しているということが研究では言われています。
当院では、臓器が変質している人は体内の熱の影響があるということがわかってきています。
臓器によって状態は様々なのですが、この熱を持っているということだけは共通としてあるのです。
この熱を鍼灸治療により冷ますことにより臓器の変質を止めることができます。
時間はかかりますが、この変質した臓器も元の機能を持った臓器に戻ることもあります。
当院では、体調が良くなり身体の機能を戻して行かれが方も多いです。
身体にお悩みのある方は一度当院に相談に来られてはどうでしょうか?