【身体のためのほっと一息シリーズ132】

降圧薬の長期使用によりがんリスク上昇

降圧薬とがんとの関係については、発がん作用のあるものもあれば、

発がん抑制作用のあるものもある。

 

本研究では、日本人を対象に10年もの長期にわたる降圧薬の服用と発がんについて、

 

大規模前向き研究(JPHC)のデータを用い検討した。

 

降圧薬の服用状況別に

4群(服用なし群・5 年未満服用群・5~10年服用群・10 年以上服用群)に分け、

 

がんの罹患リスクを調べた。

 

その結果、服用期間の違いと全がんの発生率とに有意な違いがみられた。

 

がんの部位別では、服用なし群と比べた10年以上服用群の発がんリスクは、大腸がん(ハザード比1.18)、腎臓がん(同2.14)で有意に高かった。

 

5~10年の服用群では腎臓がん(同3.76)で有意に高かった。

今回の日本の大規模コホート研究により、
降圧薬の長期使用は大腸がんおよび腎臓がんの

リスク上昇と関連することが示唆された。

降圧剤だけではないですが薬は体内に熱を発生させます。

これは肝臓で薬が分解される時に、
化学反応により熱を発生させるのです。

東洋医学的いうとこれは、
がんだけでなく他の病気も罹りやすいくなるのです。

さらに熱が長期間身体の中にあると、体内の陰液が消耗します

陰液が消耗すると身体の元気や抵抗力が低下し、
以前より疲れやすくなったり風邪などが治りにくかったりします。

病気が治りにくくなったということは
陰液の消耗というのもあるかもしれません。

この長期にわたる薬の服用による体質の変化も
鍼灸治療で改善していきます。

長期にわたるものほど回復には時間を要しますが、
治療を受けてもらえればその日に違いがわかるくらい変化が出ます

長期にわた体調不良の方はぜひ一度当院にご相談ください。