孤独感や孤立で心臓病や脳卒中のリスクが高まる
社会的なつながりが死亡率に影響することは広く知られている。
心臓血管病に対してどの程度のリスクとなるのかは不明である。
そこで本研究では、孤独感や社会的孤立と冠動脈性心疾患や脳卒中の発症との関連について、研究および解析を実施し検討した。
16のデータベースから、2015年5月までに発表された高所得国における研究を検索し、11件の冠動脈性心疾患に関する研究と
8件の脳卒中に関する研究が解析の対象となった。
解析の結果、社会的なつながりが希薄であると冠動脈性心疾患リスクが29%高くなり、脳卒中リスクは32%高かった。
したがって、社会的なつながりが希薄であると、冠動脈性心疾患や脳卒中のリスクが高まることが示唆された。
孤独感や社会的孤立に対して介入を行うことが、高所得国において死亡や機能障害を引き起こす二大要因である
冠動脈性心疾患および脳卒中の予防につながると思われる。
東洋医学の解説
孤独感や不安感はそれだけで、病気になるリスクを高くします。
ストレス社会といわれている現在です。仕事や家庭のストレスで体調を崩している方も多くいることでしょう。
しかし社会的なつながりがなくなることによっても、病気になりやすくなるのです。
社会的なストレスは外側からくるストレスですが、孤独や不安は内側からくる精神的なストレスになります。
そのストレスから病気になるリスクが上がるのです。
孤独感や不安感は他人からは見えません。
見えない分だけ、どれだけ本人にとっては負担になっているかがわからないのです。
社会的なつながりは、本人の意識の問題で、突然なくなることもあります。
しかし、周りの人が本人に関心を持ってつながっていれば解消されることも多いのです。
日頃からご自分の関心のあることで、つながっていることが大事だと思います。でも、ご自分のことでも趣味もない人も多いと思います。
なので、趣味を多く持つことがこの問題の解決方法だと思うのです。
趣味を持つために重要なことは、自分の中の願望に正直になることです。
その願望の中でも、周りに迷惑をかけないこと、むしろ周りを良くするようなことを趣味とするといいのではないのでしょうか?
今は高齢者の孤独死が問題となっていますが、社会的なつながりがあれば孤独や不安を持った高齢者も減るのではないでしょうか?
そして、社会的に貢献されるような趣味を持つことで、さらに周りが良くなるような環境づくりを提供できるのではないでしょうか?
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やわらぎ江坂治療院
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